過去の清算

数年振りに彼女と会う。

彼女と言っても元がついてしまうが。

別れた理由は単純。

高校を卒業して遠距離になったからだ。

学生にとっての関西と九州の距離は大きい。

ただ距離も時間も空いた僕らだったが、彼女はいつも通りだった。

彼女はよく言うクラスのカースト制度では上位。かく言う僕はクラスのカースト制度にも含まれていないような生徒だった。

そんな彼女が学生時代に僕と彼氏彼女の関係だったのかは当の本人の自分でさえ謎である。

でも当時は心の底からこの子に出会えてよかったと思っていた。

僕はずっとビール。彼女はチューハイ。あの頃は飲めなかったお酒も飲めるようになり僕らの距離もだんだん近づいていったが、無情にも時間が来てしまった。

店を出る際に成長した姿も見せたいと遅くなったエスコートを行う。

下駄箱に預けた靴を取り出した際に背の低い彼女が履いていた高校時代から変わらないヒールの高い靴があった。

それを取り出し、皮肉交じりによくこんなかかとの高い靴が履けるなと言う。

そんな彼女は、最近の流行りだよ。やっと私に時代が追いついた。そう自慢げな顔で話した。

その一言が僕の背中を押してくれた。

高校時代と変わらず、とある駅で乗り換えの際に別れる。

ばいばい、また行こうね。

そのまたは訪れないことはわかっているが、お互いに口にした。

僕は思い出をそっと大切に片付けるように彼女の電車が見えなくなるまで見送った。

川沿いを歩いてみると

まったくもって更新しない。

 

一体何をやっているのだろうか。

書きたいことはいろいろと溜まってはいるのですが、文章にする気力は仕事から帰るとわかない。

さらには休日もやる気が起きない。

 

意識高い方々の言葉を聞いても皮肉る体力もなく。

面白いことも特になく。

うん、何をしているのだろうか。

 

 

 

  

 

 

「さすがに風が冷たいね」

そう彼女がぐるりぐるりと2回半ほどマフラーを首に巻いて顔を埋めている。

僕と彼女との距離には人が一人分入れるくらいの距離がある。

寒いからくっついて歩こうか。

こんな落とし文句のような一言がなかなか言えない。

人が一人間に入れるといっても今、隣には女の子が歩いている。

僕と並行して一緒の歩調で歩いている。今までにない経験で思わず顔が熱くなる。

「君の5歩は僕の6歩〜、だっけ?」

「そんな歌詞だっけ」

彼女も同じことを思っていたのだろうか。

ふと人気バンドの歌の歌詞を歌い、僕に少し近寄る。

月夜に照らされた彼女の顔が少し赤らめているような気がするが、きっと寒さのせい。

そう、こうして今彼女に触れる勇気が出るのも冬の寒さのせい。

ー冬が寒くってほんとによかったー

やっぱりこんな言葉が思い浮かぶミュージシャンを尊敬する。

僕たちの平行線を点で交わらせる簡単な理由だった。

 

 

 

朝、電車でiPodのシャッフルで流れてきた音楽で妄想してみた。

iPodのシャッフルの神様を信じてみたい。

 

おしまい。

過去の栄光

久しぶりの更新。

お久しぶりです。

 

今年の夏はスポーツが熱い。

誰しもがリオデジャネイロオリンピックの話題を聞いてるでしょう。

メダルラッシュ

歴代でも多い数のメダルなんじゃないですか?

詳細には調べていないので不明ですが、毎日メダル獲得の報道を聞いている気がします。

 

また、夏といえば高校野球。甲子園。

かっこいいですし、一時期は目指していた身なので素直に羨ましい。

ただ私、ひねくれ者ですので。

 

 

 

 

『大半の人間は、これを過去の栄光にして自慢しちゃうんだろうなぁ』

 

 

 

 

と思ってしまいます。

中にはプロ野球選手になって、日本代表になる選手もいると思いますがそれはほんの一握り。

でも甲子園出場の人が社会人になり、上のポジションにつき部下に何ていうかわかるでしょう・・・

 

いいんですよ。

自慢じゃないですか。甲子園。

努力をした結果じゃないですか。甲子園。

学生時代、隅っこ系男子の私にはないエピソード。

話せるだけ羨ましい。私も語りたい。

 

 

高校時代は野球部レギュラーでさ!

うん、そうそう。チアとか吹奏楽部とかにモテモテ。

人生のモテ期だったなー高校時代は。

 

 

 

言゛い゛た゛い゛っ゛

 

 

一体、学生時代になにをやっていたんだと過去の自分を殴ってやりたい。

思春期なんていち早く終わらせて、学生ライフをエンジョイしとけよと。

社会人になって、高校生カップル見て羨ましく見てんじゃねぇよと。

 

 

・・・とここまで暗い過去を思い出してましたけど良い思い出もあります。

私もね、お付き合いしていたんですよ。

えぇ、女子と!!

もうねここドヤ顔でタイピングしてる。

 

しかも、クラスカースト上位。

私の高校に天変地異が起こったって周りの男子は言っていたよ。

隅っこで一人で弁当食べているような男が!カースト上位と!!

基本的には高校時代の関わった人には「うん、いいよ」か「めんどくさい」しか言ってないやつが。

カースト上位には下手にしか出ないやつが、自分から言って!!

 

 

 

えぇ、ここまで読んだらお気づきでしょう。

気づいてないなら察してください。

 

基本、言いなりでした。

 

予定をドタキャンされても笑顔で了承。

一緒に下校しようと誘って断れても笑顔で了承。

仏系男子とは私のこと。

 

 

 

でも当時は本当に彼女のことが好きでした。

なぜ付き合ってくれたかもわからないほど違う二人でしたが、未だに彼女がインフルエンザで弱った時に言った『なんだか今とても好き』って言葉が忘れられない。

そんな甘酸っぱい・・・いや、私にとっては甘酸っぱい思い出。

 

 

以上

 

ツイッターはじめてました。

 

良ければそちらも。

 

 

好きな街

今週のお題「好きな街」

 

今週のお題なるものに挑戦。

 

 

 

大学の夏休みを利用した久しぶりの帰省。

夏休みということもあり、セミの鳴き声がこだまし、アスファルトの地面からも蒸し返すような暑さを感じる。

無人駅の切符回収ボックスに切符を入れ、名ばかりの改札を抜ける。

そこには大学に行く前は、時々うっとおしくも感じる懐かしい顔があった。

親同士が仲良く、家も近所。腐れ縁というやつに近いかもしれない。

よっ と久しぶりに会ったにしてはそっけない挨拶をされこちらも よっ とつられてそっけなく返してしまう。

田んぼのあぜ道を彼女は自転車を押して歩き、その一歩後ろで後ろ姿を眺めながら歩く。

横に並んで歩くのも気恥ずかしく、中学の頃から二人で歩くときはこの位置だった。

他愛のない話は積もるもので少し離れていた時間がさらに話題は積もっていた。

少し歩いているとあぜ道を抜け、右手には川が見える。

子供の頃によく遊んだ川だ。

祖父と釣りにも行ったし、こういう暑い日には友達とよく飛び込んでいた。もちろんやんちゃな彼女とも。

服のまま飛び込むため親に毎回怒られ、彼女まで俺が巻き込んだのだと思われさらに怒られる。彼女は小狡いためにその時は黙って俺に罪をなすりつける。

うちの家でシャワーを浴び、アイスを食べて帰るというのが川に飛び込んだ際の決まった行動。

ある日、その時のシャワー上がりの彼女の匂いが今のこの一歩後ろを歩く立ち位置へと変化させた。

そんな川を横目に家にどんどん近づいていく。

その時に彼女は俺の横に並んだ。

中学からの立ち位置が変わる。

むずがゆさと居心地の悪さを感じながら、今まで感じたことのない感情が湧き上がる。

風に乗って彼女の匂いが届く。夏ならではの汗の匂いが若干混じったシャンプーの匂い。

思わず、好きだ とつぶやいてしまう。

そう、彼女は小狡いのだ。

 

 

 

 

好きな街という言葉でイメージされた分をただただ綴ってみました。

黒歴史になるでしょう。

おやすみなさい。

文字を綴る

突然ですが、文字を綴って人に見てもらうことが好きです。

 

文字を見ることも好きです。

 

 

今現在就職している会社には日報というシステムがあり、社員全員が見ることができます。

その日報を書くときが仕事で一番好きです。

 

自分がやった仕事を頭の中でまとめて、社員全員にわかりやすいように文字を綴るこの作業がとても好きです。

 

 

 

そのために今現在、営業活動をしていると言ったも過言ではない。

 

 

 

 

 

だから、もう少しブログを更新できるようがんばります。

書く内容は日頃から考えていてこう綴れば楽しい記事になるんじゃ・・・

と日々思考を巡らせているという言い訳だけ残しておきます。

 

今は日陰にあるこのブログをいつの日か多くの人に公開したいのでそれまでいろいろ綴っていきます。

頑張ります。

以上、2月になりやっと抱負らしき抱負を掲げることができましたので満足です。

2016

早いものでもう2016年。

 

 

更新しなかったことには触れませんけどなにか?

 

いや、ごめんなさい。

忙しいのと自分に余裕がなかったことから全く更新しようという気持ちすら起こらなかった2ヶ月間なんです。

 

 

さて、新年ですよ、新年。

皆さんもう初詣を済ませたでしょうか?

 

現在、実家に帰って年が明けて家族に挨拶をしたのちにちゃんと初詣に出かけました。

かといっても、初詣ってお祈り以外にはおみくじ引くものって考えありません?

僕はそのイメージしかありません。

むしろ、女の子と二人で初詣に来るって発想がそもそもありません。

 

なので、妄想してみましょう。

女の子と初詣。

設定:京都の学生、仲のいい友人グループの男女。

お互いが付き合えたらいいなと思いながら、グループで仲良しということもあり距離をなかなか縮めることのできない男女。

初詣に来るまでの展開は仲のいいグループで集まって年越そうとわいわいしてて初日の出までは騒いでたけど初詣までは行かずに皆爆睡。

しかし、その中お互いが気になる男女だけ起きてて片付けしてる。

ひと段落ついた辺りに男から「初詣行かね?」と提案したところ辺りから始めましょうか。

 

ベタに後日待ち合わせしてちゃんと準備して初詣行こうってなって地下鉄の入り口で待ち合わせなんてのもロマンチックでいいけど、徹夜した気だるい体で行って多少上の空状態で行く初詣ってのも乙なものだと・・・。

 

行く場所は単純に部屋の近くという理由で来た神社。

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近いという理由でただ来てしまって中に入ってから足腰の神社として有名ということを知る。

猪があちらこちらに祀られていて眠いながらも場を盛り上げようとはしゃぐ女の子。

足腰の神社に少し恥ずかしくなってしまう男の子。

 

でも手水では猪から水が出ていることもあり二人してツッコミをしてみるなど中々いい雰囲気に。

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一通り参拝まで終わらせておみくじを引く。

ここで女の子からの提案「出た結果が低い方がジュース奢りね」

そんのこをにかっと笑いながら言うもんだから、思わず「おう」とそっけない態度を取ってしまったり。

 

そして、おみくじの結果は男が『平』女が『吉』が出て、これどっちが勝ち?とわからなくなりけたけたと二人で笑いあう。

 

 

「もう勝負なんてどうでもいいよ」と言いながら自販機を指を差してそちらに歩き購入。

 

 

このまま部屋に帰っても皆で雑魚寝するだけになってしまうから、少しでもこの二人の空間を維持したいことから次はジュースを目の前にある御所のベンチに座りながら飲もうと提案。

女の子も一緒の気持ちだったのかいいよと快諾をもらう。

少し嬉しくなり、「ジュース奢るよ、平だし」とか平の順番がわからないのに行ってみるけど、「平くん早く奢ってくれないかね」とか女の子も調子のいいこと言い出してやっぱやめようとか少しじゃれてみて幸せを噛み締めてみて。

 

 

元旦ということで人は少し多いけど座るとこを見つけて座る。

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冬の朝独特の雰囲気を感じながら、二人して買ったホットコーヒーを一口飲み二人で長い息を吐く。

二人はお互いの方向を少し向いて座っていたため、白い息が混じり合う。

その光景を見て「好きだなぁ」つい音となってこぼれ落ちてしまう。

「え?」ベタな女の子の反応。

そして、「いや!いやいや!!この正月の雰囲気がだよ?」ベタなごまかし方をしてみる。

女の子もごまかしているのをわかっていながら、中々踏み出せないもんだから「そうだね」と返しながらお互いの正月の思い出を語っていく。

 

 

コーヒーを飲み終わるくらいに時間が経って、「よし、帰ろうか。誰か起きてるかも」と行ってベンチから立ち上がり両腕を伸ばし大きく伸びをする女の子。

朝日と少し重なり男の子はやっぱり好きだなと再確認。

 

二人横に並び家に向かって歩いてる途中に少し手が当たって離れて・・・

そして、お互いが意識せずに手を繋いでしまう。

 

 

 

 

 

 

こんなデートしてみたい

 

 

以上、僕の妄想初めでした。

 

 

オススメしたい

あーおっぱい揉みたいは星野源さんが辛い時に口に出すとバカバカしくなって元気になると言っていたので実践しています。

本音ではありませんっていうのが僕の建前です。

 

さて、早速ですが最近、オススメしたいアーティスト5選紹介しようと思います。

友人からはサブカルクソ野郎って言われてるので悪しからず。

ボキャ貧ですのでゆとり感想です。

 

 

●Nohtenkigengo

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聴きながら散歩したい1曲。

夕方を京都の鴨川沿いを一人で歩きたいです。

鴨川ではしゃぐ人たちやイヤホンの隙間からかすかに聞こえる練習中のギターやトランペットを耳に入れながら黄昏たい。

もしくは女の子(友達以上恋人未満)と鴨川等間隔に座る恋人たちに混ざってイヤホンを片耳ずつにして聴きたい。

その女の子(友達以上恋人未満)が周りの雰囲気に流されて頭を肩に預けるのですよ!

女の子(友達ry)を一瞬で落としてしまう秘伝テクニック!!

ただそれが僕の肩のようになで肩だと滑り落ちます。

全国のなで肩さんはこれを肝に銘じて女の子と一緒に聞いてはダメです。

余談ですがこのMVに出てるのは瀬戸かほさんというモデルさんです。

当時は『華歩』名義です。

 

●BRADIO

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かっこいいですね。

ベタにドライブで聴きたい1曲。

赤いスポーツカーにも憧れます。

赤いスポーツカーに美女。

なんでこの2つはこんなに輝いて見えるのでしょう?

赤い下着に美女だとなんだか高嶺の花感、できる女感が強まって僕は一歩引いてしまいます。

この美女を追っかける構図がたまらないです。

ただ、やっぱり美女を捕まえた際に赤い下着だと少し引いてしまうのでなるべく黒でお願いします。

美女なのにシンプルな白だとそれはそれでがっかりしてしまいます。

でも高嶺の花感出してる女の子が実は経験の少ない人で、下着もシンプルな下着でそれを「あ、見ちゃだめ」的な顔しながら恥じらって電気を消してとせがんできたらにやにやしながらガン見する自信があるから美女は最高です。

あー美女に弄ばれたい。

すごく好みなMVでした。

あ、ちなみにこれにも瀬戸かほさん出てますね。

 

 

●吉田ヨウヘイgroup

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腰チラ!!腰チラ!!

…おほん。

こういうタイプの音楽ってあまり聞かないのですが、頭に残るメロディー。

力の抜けるようなこの感覚が素晴らしい。

休日朝7時頃に起きて気怠い中、適当に音楽をかけたらたまたまこの曲でというシチュエーションで聴きたい。

そのまま歯磨きして朝出る準備。

その2時間後には彼女とデートみたいな。

デートといっても駅まで彼女を迎えに言ってお家デートですよ。

映画とか持ち寄ってソファに並んで座って鑑賞です。

ただそのうち我慢しきれなくなって彼女にちょっかいかけてしまってそこからちょっかいという名のイチャイチャが始まるわけですよ。

たまらんです。

腰チラたまらんです。

 

●LUCKY TAPES

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出たな、おしゃれバンド!

最近、タワレコでも取り上げられつつあるバンド。

この曲に惚れてCD買ってしまいました。

金曜日の学校、仕事の帰り道で聴きたい1曲。

花金って感じの曲で聴いてるとなんだか明日からの休日が予定もないのにわくわくしてきて少し足早になったりステップ刻んでみたり。

家に帰り着いてからもこの歌の鼻歌を歌いながら缶ビールを開けてその日の疲れを癒すわけですよ。

ベランダに出てタバコをふかしながら最初のイントロ部分の鼻歌を口ずさむと気づいたら日を越えていてさて寝ようとベッドに入るわけです。

余談ですが、コーラスで歌っているのは瀬戸かほさんではありません。

 

●マカロニえんぴつ

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今流行りのバンド的サウンド。

疾走感があるので聴いた後はすっきりします。

なのでむしゃくしゃした時に聴きたい1曲。

そして、僕も目の前で熱唱してるのに無表情でシカトされたい瀬戸かほさんに。

歌い出した時は『何?』という顔で見られながらだんだん無表情になっていく彼女の顔を見ながら不安になりながらも熱唱した後に「意外と口臭くないんだね」って言われたい。

そしたら絶対惚れる。いやもう歌い出したことがもはや求婚。

 

 

というわけで、僕がオススメしたい瀬戸かほさんでした。

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シンデレラバストのモデルさんでもあります。

そして、シンデレラバストの生みの親のハヤカワ五味さんの作った動画にも出演しています。

ちょい役ではあるみたいですが、映画『orange』にクラスメイト役として出演もするみたいです。

彼女の応援を僕はずっと支援していこうと思います。